桜は様々なことわざに使われます。
「花は桜木、人は武士」
花は桜が最も美しく、人は武士が一番だということ。桜がぱっと咲いて散るように、武士の死に際も潔いことから
「明日ありと思う心の仇桜」
いつ何が起こるかわからない、人生や世の中の無常をいった言葉。桜の花が、明日も咲いているだろうと安心していると、夜中の嵐で散ってしまうかもしれないという意から。
いづれにしても、桜の花の命は短いというところから来ています。
しかし今年の桜は4/14現在も、京都市内でも、まだまだ見頃のところがあります。
本来開花する時期に急に寒くなって、まだ咲いちゃいけないと勘違いした花たちや、満開の時期でも、朝晩急に寒くなり、散る時期を迷う桜の花たちもあったように思います。
いつもと異なるサイクルに、慣れていない者たちが、判断に迷い、いつもの実力を発揮できないことがあるのと同じです。
しかし時間はいつも同じように流れて、確実に過ぎていきます。
常に平常心を保ち、少しぐらいの環境変化に戸惑わず、最高のパフォーマンスを発揮できるするには、自分の中の体内時計、いわゆる指針に従った行動が求められるのでしょう。
現役時代のイチロー選手なように。