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  • 京都には、中心地もいいけれど、趣のある郊外もあります
  • 京都には、中心地もいいけれど、趣のある郊外もあります

    40代専業主婦、京都に2016年6月頃行きました。訪問の目的は、娘が単身で暮らしているマンションの様子をうかがうためでした。その後に観光も行いました。
    今回は貴船の料理旅館へ行った時のことを書きます。
    京都を好きになって、京都に頻繁に来るようになっても、なかなか大原や、鞍馬、貴船など、かなり郊外まで足を延ばすことは時間的な余裕もありあせん。京都は中心地に観光スポットが点在しているため、その周辺を観光していると終わってしまいます。ですが、ある季節を限定してぜひ行ってみたい場所があります。そこが貴船です。そして、ごくごく小さいエリアにひっそりとたたずむ料理旅館へ行きました。ここで本当の意味でのおもてなしというものを感動したお話をさせていただきます。

    何故かわかりませんが駅のパンプレットで見る京都の写真の川の上の食事をする風景が気になりました。一体あれはなんなのだろう?どうして川の上で食事をするのだろう?とても不思議に思いました。そうなったらいざ京都!今週末に行って体験してみましょう!

    「川床」この字を「かわゆか」と読むと、地元の人ではないらしいのです。これは「ゆか」というのが京都の言葉です。もちろん「かわどこ」でも間違っていません。ただ「ゆか」と言うとちょっとした「つう」になれたような気がします。

    さて京都に到着して、貴船に向かいます。京都の一番賑やかな河原町のところから京阪電車に乗って終点まで行きます。そしてそこから隣り合わせになっている叡山電鉄という電車に乗り換えて鞍馬に到着です。でもそこからが観光ではなくハイキング?になってしまいました。というのもその料理旅館さんまでは、鞍馬から約30分ほど徒歩でかかります。でも先に到着時間を連絡しておくとお迎えの車を用意してくれます。これは、その料理旅館さんのサービスです。ですが、どこか恐縮してしまい私と主人と娘は歩くことを選びました。私は別として、主人も娘も毎日かなりの距離を歩いていますので大丈夫だと思ったからです。でも大丈夫ではなかったのは、私でした。運動不足がたたり、やっとの思いで到着したのです。あたりは、新緑を過ぎ、緑がうっそうとして、自然の匂いがします。その中を歩いているのも(私だけ)大変ではあるけれどすがすがしい気分になります。

    「川床」に着くとおかみさんと、スタッフさんが迎えくれました。私たちは、お昼の予定で滞在でしたが、こちらは、泊まることもできます。ですから車で来ている人もいるようで、駐車場に車が止まっていました。そうして奥へ「川床に」に案内されることになるのです。すでに川のザーっという音が聞こえています。内心で「あっこれだ」と思いながら、ついて行きました。

    写真で見た通り、本当に川の上に席が設けられています。それが川の段に合わせているというか、自分の下を川が流れているような感じです。床には日本風に言うと、どういう物なのかわかりませんが、キレイな赤い敷物が敷いてありました。ですからその下を川が、ザーっとながれるような感じです。それがとても気持ちがいいのです。夏でも貴船は京都の市内からは4,5度くらい温度が下がるとのことです。ですから外での食事が涼しくとても気持ちがいいのです。

    お料理は、宿泊しないので、お昼のメニューになります。金額は、6月と7,8月では、食材が変わるとのことでぐんとアップします。
    また関東人の私からすると、すごく少なく盛られている気がするのですが(すみません)最初に里芋の煮たのが出てきて(京都では炊いたになるよう)、次々と豊富な食材が飾り包丁で彩られて、とてもお料理が美しいです。それがほぼ一品ずつ運ばれてくるので、それだけでもすごいと思ってしまします。そしてその季節の焼き物に鮎の塩焼きがでるといったふうに、すべての料理が旬にこだわります。また、これは好みですが、京都の薄味は、本当に薄味です。ただ、食べ進んでいるうちに、お味が濃くないぶん、そのお料理ごとの味が楽しめます。来月はおそらく京都なら「はも」がでてくるのではないかな?などといいながら楽しいひと時を過ごしました。
    涼菓子をいただいている頃には、すっかり魅了されてしまいました。

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