最近、組織運営の最適なやり方について、古代ヨーロッパの歴史をもう一度見直してます。
古代ギリシャから中世ヨーロッパの有り様をみていると、大変面白いです。
大きく分けると、専制君主制(王政や独裁者)と民主制(法律により身分・権利を守るやり方や議会政治まで)に分かれます。
一般的には民主制が正論かと考えられますが、意外とそうでもなく、その欠点が露呈すると、専制君主制に変わることもありました。
古代ローマがそのいい例です。
詳細は歴史書に任せるとして、協力なリーダー(君主)に国の将来を委ねるやり方の時代もあれば、民意を問うて国の方針を決めていく時代もあったことは、歴史が物語っているところです。
その要因はたいてい外的要因によることが多いように感じます。
人がやろうとして出来る事はたかが知れていて、実は自然の影響が大きく世の中を変えていきます。
環境が温暖で、天変地異が少ない時代は安定を望む専制君主制が栄え、逆の環境下では臨機応変に優れたリーダーが環境適応を主たる戦略として、民意をまとめて政治を行っているように感じます。
今の日本は建前はもちろん民主制なのです。もちろん民意に沿ったものとして、政策を執り行っているように見えるのですが、本当の意思決定者は黒幕が隠れて、動かしているようにも思えます。
本当は独裁政治なのではないかなとも、思ってしまいます。
その黒幕はもちろん安倍首相でないことは確実です。
テーマとずれた話になってしまいました。
後篇では、もっと身近な例をテーマに沿ってお話ししてみたいと思います。